1954-10-26 第19回国会 参議院 厚生委員会 閉会後第11号
○説明員(大熊治一君) 只今御指摘になりました覚せい剤の取締法のこの前の改正でございまするが、政令で指定ができるというふうになつておるというお話でございまするが、覚せい剤となつておりますこの覚せい剤という意味が、先ほどからのチクロパンと作用が反対の作用でございますので、そういつた面でこの政令で指定するということは、当初我々のほうの考えでは、同じような覚せい作用を有するほかのものが出て来た場合ということを
○説明員(大熊治一君) 只今御指摘になりました覚せい剤の取締法のこの前の改正でございまするが、政令で指定ができるというふうになつておるというお話でございまするが、覚せい剤となつておりますこの覚せい剤という意味が、先ほどからのチクロパンと作用が反対の作用でございますので、そういつた面でこの政令で指定するということは、当初我々のほうの考えでは、同じような覚せい作用を有するほかのものが出て来た場合ということを
○説明員(大熊治一君) 只今御指摘のチクロパンソーダにつきましては、かねてから覚せい剤と裏腹に使われるということを聞いておるわけでございまして、これにつきまして、過日オートンがやはりこのチクロパンと同じように使われていたという事例に鑑みまして、オートンにつきましては御承知の通り麻薬に指定されたわけであります。このチクロパンにつきましては、現在使用の状況等につきまして調査いたしました上で、御指摘のような
○説明員(大熊治一君) 最近の覚せい剤の取締りにつきまして簡単に御説明申上げます。 厚生省といたしましては、現在覚せい剤取締法で規定せられております製造業者、施用機関、研究者につきまして、常時の監視によりまして、この間に流れております正規の覚せい剤が闇に流れないように常時監視をいたしております。現在まで我々の手許に参つております報告によりますと、これらの機関、製造業者、施用機関、研究者につきまして
○大熊説明員 それは施用機関におきましてはこの末をもちまして百倍に薄めてそして施用いたします場合、それから研究機関において末そのものを研究の材料として使う場合もございます。ごく少数ではありますが、大きな病院におきましては末そのものを買いまして、病院の薬局におきましてアンプルに製剤するという場合もございます。
○大熊説明員 今おつしやいましたのはどういう病気に使われているかということなんですか。
○大熊説明員 御説明申し上げます。ただいま局長から申し上げました二十八年度の三百九十グラムの製造数量でございますが、これは原末に換算いたしまして三百九十グラム、そのうち原末としては三百五十グラムを製造いたしまして、二百六十一グラムを施用機関その他に渡しまして、その末の在庫数量というものが百九十一グラム、それから原末そのものとして売られましたほかに錠剤として二万五千本、それから注射薬として五千七百五十本
○説明員(大熊治一君) 只今御指摘の品物につきましては、その事件がありましてすぐに会社に連絡いたしまして、そうして同じロツトの製品につきましては直ちに回収する指示をいたしたわけであります。
○説明員(大熊治一君) この製品につきましてはまあ今はつきり記憶いたしておりませんが、三月の終り頃か四月に入つてから試験を、衛生試験所のほうに命じておるはずでございます。ただ、その時日につきましてはちよつとはつきりした記憶はございません。
○説明員(大熊治一君) 只今のアドポン・コーワの件につきましては、御指摘のようなことがございましたので、我々といたしましては早速この病院に参りまして、そうして担当の医師からいろいろお話を承わりまして、それと同時に一方同じロツトの製品につきましては興和化学を呼びまして、直ちに回収を命じてございます。 それからこの製品につきましては只今衛生試験所で検査をいたしておるわけでございます。一般にこういう不良品